シュトゥットガルト(ドイツ) – クリストフ・キューベル(60)が2020年12月31日付けでロバート・ボッシュGmbH取締役会から退きます。今後は別の業務に専念することになりますが、これについては追って発表します。キューベルは、コマーシャルトレイニー(研究生)として1986年にボッシュに入社して以降、30年以上のキャリアを重ねてきました。2012年から取締役会メンバーを務め、人事労使関係担当ディレクターとして上級管理職を含む人事および社会福祉を担当したほか、多数の職務を担ってきました。

クリストフ・キューベルの後任は、フィリズ・アルブレヒト (48)です。2021年1月1日付でロバート・ボッシュGmbH取締役会メンバーとなり、人事労使関係担当ディレクターに就任する予定です。現在はボッシュのコーポレート部門の人事を率い、上級管理職、タレントマネジメント、組織開発を担当しています。彼女は商法の学位とMBAを取得しています。自動車サプライヤー業界からキャリアをスタートさせ、2017年10月にボッシュ・グループに入社する以前に勤務していたMann+Hummel社では、取締役会メンバーおよび人事労使関係担当ディレクターも務めていました。

2006年からボッシュ取締役会メンバーを務めてきたペーター・ティロラー(62)が、今年度末で退任します。2020年12月31日までは、引き続きアジア太平洋地域事業を統括します。ティロラーは1992年から1994年までボッシュに在籍、その後2000年に再びガソリン システム事業部に戻り、営業担当副事業部長に就任した後、同事業部の営業担当事業部長を務めました。

2013年以降は、オーストラリア、中国、インド、日本、ASEAN、韓国を含めたアジア太平洋地域の事業活動を統括してきました。ティロラーの役職は廃止される予定で、同地域の統括については2021年1月1日付で次の通りとなります。フォルクマル・デナーが中国、シュテファン・ハルトゥングがインド、将来的にはマルクス・ハインが日本および韓国、ウヴェ・ラシュケが東南アジア(ASEAN)およびオーストラリアの事業をそれぞれ担当する予定です。

監査役会と株主は、クリストフ・キューベルとペーター・ティロラーの長年の功績に対して感謝の意を表明しています。「クリストフ・キューベルは、デジタル化時代の人事労使関係担当ディレクターとして、時代に即した業務改革や、ボッシュにおけるリーダーシップ文化の醸成を進めてきました。機会均等化および多様性の尊重、さらには従業員の資質向上や職能開発にも積極的に取り組みました」と、ボッシュ取締役会会長のフォルクマル・デナーは述べました。また、「ペーター・ティロラーは、製造業に的を絞った投資と地域に根差したコンピテンスセンターの構築により、会社の成長に重要な市場開拓および各地域の革新力の強化を図り、アジア太平洋地域での事業拡大に成功しました。彼は、ボッシュ・グループがアジア太平洋地域で発展するうえで、決定的な貢献を果たしました」と語っています。

また、ロバート・ボッシュGmbH監査役会会長で、ロバート・ボッシュ工業信託合資会社のマネージングパートナーを務めるフランツ・フェーレンバッハは、次のように付け加えています。「クリストフ・キューベルならびにペーター・ティロラーは、それぞれの担当分野で重要な戦略的決定を取り仕切ってきました。個人として、ボッシュ・グループの発展に大きく貢献し、社内外から高い評価を得ています。監査役会および株主も、2人に多大なる感謝の念を抱いています」

経歴:
フィリズ・アルブレヒト

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このプレスリリースは2020年6月26日に Robert Bosch GmbH より発行されました。
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