シュトゥットガルト(ドイツ) – 数十年にわたってボッシュで多大な貢献を果たしてきたウヴェ・ラシュケ(63)とミヒャエル・ボレ(59)が、2021年6月30日付けでロバート・ボッシュGmbH取締役会メンバーを退任します。ウヴェ・ラシュケは引退し、ミヒャエル・ボレはハイテクおよびスタートアップ分野での機会を追求するために退職します。
株主と監査役会は、彼らの長年の尽力に謝意を表しています。「ウヴェ・ラシュケは社内外で数々の極めて重要な貢献を果たしました。一方では新しいマネジメント手法やアジャイルな働き方のパイオニアであり、他方では消費者の期待を製品やサービス開発における早期の焦点とし、ユーザーエクスペリエンスを会社の重要な成功要因として確立させました」と、ボッシュ取締役会会長のフォルクマル・デナーは述べています。「消費財事業セクターの非常に好調な発展、そして担当地域における事業の大幅な拡大は、ラシュケの尽力によるものです。さらに、責任者としてかつて合弁会社であったBSH Bosch und Siemens Hausgeräteのボッシュ・グループへの統合を成功に導きました」
ウヴェ・ラシュケは2008年7月からボッシュ取締役会メンバーを務め、当初は上海を拠点にアジア太平洋地域を担当していました。2013年より電動工具事業部と家電製品事業部を含む消費財事業セクター、ならびに欧州、中東、アフリカでの活動の調整を担当しました。ラシュケは1984年にボッシュに入社して以来、35年以上にわたって会社に貢献しました。
「CTO兼CDOとして、ミヒャエル・ボレはボッシュのデジタル革命と技術革命を体系的に推進し、会社のテクノロジーと製品戦略をIT戦略と密接に連携させました。これにより、ボッシュを革新的なIoT企業から先導的なAI企業へと転換させるための重要な基盤が築かれました」と、デナーは語りました。「これには、AIセンター(BCAI: Bosch Center for Artificial Intelligence)の設立、テュービンゲンの新しいAIキャンパスの建設、ボッシュの2万人の従業員向けのAI研修プログラム、およびボッシュAI倫理規定の導入が含まれます。ボッシュによるAI倫理規定の導入は、AIに関する重要な公の議論の呼び水にもなっています」
ミヒャエル・ボレは、2018年7月より、ボッシュ取締役会メンバーならびにチーフテクノロジーオフィサー(CTO)およびチーフデジタルオフィサー(CDO)を務めました。工学博士号を取得しているボレは、1992年の入社以来、1999~2003年にハイテクスタートアップ企業の創業者として活動した際の中断期間を除き、25年以上にわたってボッシュに勤務しました。
また、ロバート・ボッシュGmbH監査役会会長で、ロバート・ボッシュ工業信託合資会社のマネージングパートナーを務めるフランツ・フェーレンバッハは、次のように付け加えています。「監査役会と株主は、ウヴェ・ラシュケとミヒャエル・ボレの数十年にわたる会社への多大な貢献に対して謝意を表明します。ラシュケとボレは、その先見の明と並外れた尽力により、ボッシュ・グループを前進させ、会社を繁栄させる上で重要な役割を果たしました。これに対して、私たちは両氏に心から感謝の意を表します」
2021年7月1日付けの取締役会の再編
取締役会内で職務の再分配が行われます。フォルクマル・デナーは、2018年半ばまで自身が担っていたCTOのポストをボレから引き継ぎ、併せてチーフデジタルオフィス担当に就任します。ボレが現在受け持っているコーポレート品質管理担当の責務は、ボッシュ取締役会メンバーでモビリティ ソリューションズ事業セクター統括部門長のシュテファン・ハルトゥング(55)が受け継ぎます。
クリスティアン・フィッシャー(52)は、ラシュケから電動工具事業部および家電製品事業部を含む消費財事業セクターの担当と、欧州、中東、アフリカならびに東南アジアおよびオーストラリアでの活動の調整担当を引き継ぎます。経済学の博士号を持つフィッシャーは、取締役会メンバーとしてエネルギー・ビルディングテクノロジー 事業セクターを担当しています。また、ボッシュ・グループのチーフパフォーマンスオフィサーも務めています。
新たなチーフデジタルオフィサー
2021年7月1日付けで、ボッシュ・グループのチーフデジタルオフィサーにタニア・リュッカート(51)が就任します。化学博士号を取得しているリュッカートは、2018年7月にボッシュ・グループに入社し、現在はボッシュのビルディングテクノロジー事業部を統率しています。ソフトウェアおよびIoTならびにインダストリー4.0の分野で国際的に認められたエキスパートであるリュッカートは、新しい職務においてフォルクマル・デナーが直接のレポートラインとなります。なお、担当範囲には、コーポレート情報システムおよびサービス事業部、コーポレート IoTおよびデジタライゼーション、そしてBosch.IO Connect、Bosch.IO X、住宅向けIoTサービス、ならびにソフトウェアおよびデジタルソリューションの各ビジネスユニットが含まれる予定です。
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このプレスリリースは2021年3月26日に Robert Bosch GmbH より発行されました。
原文をご覧ください。
ロバート・ボッシュGmbH取締役会の人事異動
2021/03/26
世界のボッシュ・グループ概要
ボッシュ・グループは、グローバル規模で革新のテクノロジーとサービスを提供するリーディングカンパニーです。2020年の従業員数は約39万4,500人(2020年12月31日現在)、暫定決算報告での売上高は716億ユーロ(約8.7兆円*)を計上しています。現在、事業はモビリティ ソリューションズ、産業機器テクノロジー、消費財、エネルギー・ビルディングテクノロジーの4事業セクター体制で運営しています。ボッシュはIoTテクノロジーのリーディングプロバイダーとして、スマートホーム、インダストリー4.0さらにコネクテッドモビリティに関する革新的なソリューションを提供しています。ボッシュは、サステイナブル、安全かつ魅力的なモビリティを追求しています。ボッシュはセンサー技術、ソフトウェア、サービスに関する豊富な専門知識と「Bosch IoT cloud」を活かし、さまざまな分野にまたがるネットワークソリューションをワンストップでお客様に提供することができます。ボッシュ・グループは、AI(人工知能)を搭載する、もしくはAIが開発・製造に関わった製品を提供することで、コネクテッドライフを円滑にすることを戦略目標に掲げています。ボッシュは、革新的で人々を魅了する全製品とサービスを通じて生活の質の向上に貢献します。つまり、ボッシュはコーポレートスローガンである「Invented for life」-人と社会に役立つ革新のテクノロジーを生み出していきます。ボッシュ・グループは、ロバート・ボッシュGmbHとその子会社440社、世界約60カ国にあるドイツ国外の現地法人で構成されており、販売/サービスパートナーを含むグローバルな製造・エンジニアリング・販売ネットワークは世界中のほぼすべての国々を網羅しています。ボッシュの未来の成長のための基盤は技術革新力であり、世界126の拠点で約7.3万人の従業員が研究開発に、約3万人がソフトウェアエンジニアリングに携わっています。
ボッシュの起源は、1886年にロバート・ボッシュ(1861~1942年)がシュトゥットガルトに設立した「精密機械と電気技術作業場」に遡ります。ロバート・ボッシュGmbHの独自の株主構造は、ボッシュ・グループの企業としての自立性を保証するものであり、ボッシュは長期的な視野に立った経営を行い、将来の成長を確保する重要な先行投資を積極的に行うことができます。ロバート・ボッシュGmbHの株式資本の94%は慈善団体であるロバート・ボッシュ財団が保有しており、残りの株式は創業家であるボッシュ家、ボッシュ家の運営企業ならびにロバート・ボッシュGmbHが保有しています。議決権の大半はロバート・ボッシュ工業信託合資会社が保有し、株主の事業機能を担っています。
*2020年の為替平均レート、1ユーロ=121.8458円で計算
さらに詳しい情報は 以下を参照してください。
www.bosch.com ボッシュ・グローバル・ウェブサイト(英語)
www.bosch-press.com ボッシュ・メディア・サービス(英語)
https://twitter.com/BoschPresse ボッシュ・メディア 公式ツイッター(ドイツ語)
www.bosch.co.jp ボッシュ・ジャパン 公式ウェブサイト(日本語)
https://twitter.com/Boschjapan ボッシュ・ジャパン 公式ツイッター(日本語)
https://www.facebook.com/bosch.co.jp ボッシュ・ジャパン 公式フェイスブック (日本語)
https://www.youtube.com/boschjp ボッシュ・ジャパン 公式YouTube(日本語)
ボッシュ・グループは、グローバル規模で革新のテクノロジーとサービスを提供するリーディングカンパニーです。2020年の従業員数は約39万4,500人(2020年12月31日現在)、暫定決算報告での売上高は716億ユーロ(約8.7兆円*)を計上しています。現在、事業はモビリティ ソリューションズ、産業機器テクノロジー、消費財、エネルギー・ビルディングテクノロジーの4事業セクター体制で運営しています。ボッシュはIoTテクノロジーのリーディングプロバイダーとして、スマートホーム、インダストリー4.0さらにコネクテッドモビリティに関する革新的なソリューションを提供しています。ボッシュは、サステイナブル、安全かつ魅力的なモビリティを追求しています。ボッシュはセンサー技術、ソフトウェア、サービスに関する豊富な専門知識と「Bosch IoT cloud」を活かし、さまざまな分野にまたがるネットワークソリューションをワンストップでお客様に提供することができます。ボッシュ・グループは、AI(人工知能)を搭載する、もしくはAIが開発・製造に関わった製品を提供することで、コネクテッドライフを円滑にすることを戦略目標に掲げています。ボッシュは、革新的で人々を魅了する全製品とサービスを通じて生活の質の向上に貢献します。つまり、ボッシュはコーポレートスローガンである「Invented for life」-人と社会に役立つ革新のテクノロジーを生み出していきます。ボッシュ・グループは、ロバート・ボッシュGmbHとその子会社440社、世界約60カ国にあるドイツ国外の現地法人で構成されており、販売/サービスパートナーを含むグローバルな製造・エンジニアリング・販売ネットワークは世界中のほぼすべての国々を網羅しています。ボッシュの未来の成長のための基盤は技術革新力であり、世界126の拠点で約7.3万人の従業員が研究開発に、約3万人がソフトウェアエンジニアリングに携わっています。
ボッシュの起源は、1886年にロバート・ボッシュ(1861~1942年)がシュトゥットガルトに設立した「精密機械と電気技術作業場」に遡ります。ロバート・ボッシュGmbHの独自の株主構造は、ボッシュ・グループの企業としての自立性を保証するものであり、ボッシュは長期的な視野に立った経営を行い、将来の成長を確保する重要な先行投資を積極的に行うことができます。ロバート・ボッシュGmbHの株式資本の94%は慈善団体であるロバート・ボッシュ財団が保有しており、残りの株式は創業家であるボッシュ家、ボッシュ家の運営企業ならびにロバート・ボッシュGmbHが保有しています。議決権の大半はロバート・ボッシュ工業信託合資会社が保有し、株主の事業機能を担っています。
*2020年の為替平均レート、1ユーロ=121.8458円で計算
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