シュトゥットガルト(ドイツ)– ロバート・ボッシュGmbH取締役会で新年より以下の人事異動が行われます。

ロルフ・ナヨルク(60)は、2022年12月31日付でロバート・ボッシュGmbH取締役会メンバーを退任し、ボッシュを退職することになりました。ナヨルクは2016年にBosch Rexroth AGの取締役会会長としてボッシュ・グループに加わり、2019年よりロバート・ボッシュGmbH取締役会メンバーを務めています。取締役会では、ドライブ&コントロール テクノロジー事業部とATMO(製造ツール&サービス)を含む産業機器テクノロジーセクターを担当していました。今後はマルクス・フォーシュナー(55)が財務担当取締役(CFO)としての職務に加え、この責任を引き継ぐことになります。

現在ボッシュ・グループのチーフデジタルオフィサー(CDO)を務めるタニア・リュッカート(52)は2023年1月1日付で取締役会メンバーに就任し、デジタルビジネスおよびサービスを担当します。化学の博士号をもつリュッカートは2018年7月にボッシュ・グループに入社し、ビルディングテクノロジー事業部の事業部長としてボッシュでのキャリアをスタートさせました。

監査役会、取締役会と株主は、タニア・リュッカートマルクス・フォーシュナーの新しい職務での成功を祈るとともに、今後も両氏と協力できることを期待しています。

また、ロルフ・ナヨルクがボッシュに多大な貢献を果たしたことに感謝の意を表しており、ロバート・ボッシュGmbH取締役会会長のシュテファン・ハルトゥングは次のように述べています。「ロルフ・ナヨルクはボッシュの取締役会メンバーとして、産業機器テクノロジー事業セクターの収益力のある持続的な成長に貢献し、厳しいコロナ禍に直面した同セクターを支えてきました。彼は、産業機器テクノロジーセクターが現代の社会的および技術的な課題に確実に対応できるよう導いてくれました。今日の同セクターは、限りある資源、気候変動や労働力不足の問題の緩和に寄与する、持続可能で効率的なソリューションを通じて市場で地歩を固めています」

ロバート・ボッシュGmbH監査役会会長で、ロバート・ボッシュ工業信託合資会社のマネージングパートナーを務めるシュテファン・アーセンケルシュバウマーは次のように付け加えています。「ロルフ・ナヨルクは勇気、創造力と意欲に溢れた生粋の企業家で、未来の工場のビジョンを現実のものにしました。また、最近では米国のHydraForce社の買収を推し進め、産業機器テクノロジー事業セクターの技術的・地域的なバランスを調整する原動力として活躍していました。私たちは彼の尽力に心より感謝しています」

2023年1月1日以降の取締役会内の担当

シュテファン・ハルトゥング(56)はロバート・ボッシュGmbH取締役会会長としての職務に加え、ロルフ・ナヨルクの後任として技術、製造、品質管理を担当します。

チーフデジタルオフィサー(CDO)であるタニア・リュッカートは、グローバルサービスソリューションズの担当も兼務します。また、ロルフ・ナヨルクからビジネスユニットのボッシュ コネクテッド インダストリー、マルクス・フォーシュナーからグローバルビジネスサービスの担当を引き継ぎます。リュッカートは、北米・南米、オーストラリア、日本、韓国、さらにベネルクス三国、フランス、ギリシャ、イタリア、ポルトガル、スペイン、スイスを含む「ヨーロッパ2」地域での事業も担当します。

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このプレスリリースは2022年12月16日に Robert Bosch GmbH より発行されました。
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