eモビリティ:自動化によって航続距離に関する懸念を払拭
電気自動車のドライバーが最も望むことは、簡単で明瞭な充電です。しかし現実には充電スポットでの長蛇の列、充電ケーブルを予定時間より超過して利用することによる追加料金、ケーブルの雑な扱いなど、簡単で分かりやすい充電とは相反することに遭遇します。自動バレー充電では、このような課題を解決することで、電気自動車を充電するときの利用者の利便性を大きく高めます。それだけでなく、このテクノロジーは自動車メーカー、充電スポット運営事業者、駐車場管理者、エネルギーサプライヤーに多くのメリットをもたらします。さらに環境面でも、電気自動車の利用は道路交通によるCO2排出量を削減します。
ボッシュのクロスドメイン コンピューティング ソリューション事業部 レベル4パーキング製品部門のバイスプレジデント、Manuel Maierは次のように述べます。「モビリティ革命とeモビリティへの転換期において、自動化は重要な役割を担っています。自動バレーパーキングと自動バレー充電という2つのサービスにより、利用者のモビリティエクスペリエンスを向上します。eモビリティが幅広く受け入れられるためには、電気自動車を簡単に充電できるようにすることが重要で、その結果、航続距離に関する懸念も払拭されます。これを踏まえ、ボッシュとCariadは、駐車と充電をいっそう効率的で便利なものにしていきます」
Cariadのパーキング責任者であるRolf Dubitzky氏も、この協力関係による大きな可能性を認めています。「ボッシュとともに、自動駐車と自動充電の未来を形成できることを大変うれしく思います。両社の協力により、車両開発の初期段階で技術試験ができ、それが最終製品の信頼性向上に繋がり、お客様に最高のユーザーエクスペリエンスを提供できるようになります」
充電サービス:利便性をさらに高める自動誘導
車両がインフラによって駐車スペースまで誘導されると、自動的にロボットが充電フラップを開けて充電ケーブルを差し込み、バッテリーがフル充電されるとケーブルを取り出します。その後、車両は通常の駐車スペースに戻り、バッテリー残量の少ない次の電気自動車に充電スポットを空けます。このように人間による操作を必要とせずに、複数の車両を充電して駐車することが可能になります。これにより、充電インフラの効率が高まり、充電スポットの使用が最適化され、利用者が充電スポットで長時間待たされることがなくなります。
自動バレーパーキングは世界初のドライバーレスのSAEレベル4の駐車サービスであり、約1年前からシュトゥットガルト空港のP6駐車場で運用されています。ボッシュはこのインフラ技術をドイツ全土の他の駐車場にも装備し始めています。
【CES 2024 プレスカンファレンスについて】
日時: | 2024年1月8日(月)9:00~9:45 a.m.(太平洋標準時) |
場所: | Ballroom Banyan ABCD、Mandalay Bay Hotel、Las Vegas South Convention Center、Level 3 |
配信: | ボッシュ メディア サービスでライブ配信 |
【ボッシュブースのご案内】
出展期間: | 2024年1月9日(火)~12日(金) |
出展場所: | Central Hall、ブース#17207 |
【ボッシュのエキスパートを交えたパネルディスカッション】
テーマ: | 「自分のスペースの向上:スマート家電で住まいを強化」 |
日時: | 2024年1月11日(木)15:00 p.m.(太平洋標準時) |
場所: | Venetian Hotel、Lando 4302、Goncalo Costa |
登壇者: | Goncalo Costa(北米クライメートおよびウェルビーイング担当バイスプレジデント) |
テーマ: | 「最新のサイバー脅威でもあり、最大の防御でもあるAI」 |
日時: | 2024年1月11日(木)14:00 p.m.(太平洋標準時) |
場所: | Las Vegas Convention Center West / N258 |
登壇者: | Zico Kolter(ボッシュのAIチーフ サイエンティスト) |
テーマ: | 「ケアの未来:他の産業はどのように健康をつくるのか」 |
日時: | 2024年1月11日(木)11:00 a.m.(太平洋標準時) |
場所: | Las Vegas Convention Center / North Wing |
登壇者: | Stefan Finkbeiner(ボッシュ センサーテックのゼネラルマネージャー) |
報道関係対応窓口:
Jennifer Gass
電話: +49 711 811 42239
Twitter:@JCKallweit
このプレスリリースは2024年01月08日に Robert Bosch GmbH より発行されました。
原文をご覧ください。