設計にセンサーを組み込みたい多くの企業は、必要なハードウェアおよびソフトウェアシステムを形成するために、複数のデバイスを組み合わせたり微調整したりという、時間のかかる複雑な作業にたびたび直面しています。現在の市場には、ワイヤレスですぐに使用でき、全身の動きのフィードバックを提供できるセンサーソリューションはありません。このニーズに応え、開発者の時間と工数の負担を軽減するために、ボッシュ・センサーテックは企業向けに以下のようなフルパッケージを提供します:
- BHI380、AI機能搭載のプログラム可能なIMU基準のセンサーシステム
- 散乱したケーブルの取り扱いや外部カメラ、専用のボディスーツを必要とせずに、体のいかなる部分にも簡単に装着可能なウェアラブルのリファレンスデザイン (CE、FCC、ISED、MSIT、SRRC、MIC、NCC、UKCA 認証)
- ジェスチャーやアクティビティ認識、身体の動作検知、相対的な身体の角度情報、フィードバックコーチングなどのソフトウェア機能
リハビリテーション、フィットネス、ゲームといった様々な用途
使い方の可能性はほぼ無限大です。主なユースケースには「動く。証明する。改善する」のモットーに従い、リハビリテーションや、フィットネス、ゲームが含まれます。スマートコネクテッドセンサープラットフォームは、ユーザーが自宅でリハビリ訓練を適切に実行するために複雑なフィードバックを提供し、より早い回復をサポートします。応答性の高いゲームアプリケーションの場合、モーションセンサーは細やかな動きもトラッキングすることで、直感的で正確なコントロールを提供します。スポーツやフィットネスの分野では、モーションセンサーを使用して完全な身体動作を検出可能です。たとえば、高強度の運動がどの程度的確に行われているかの詳細なフィードバックを提供できます。センサーは BLEを用いてワイヤレス通信するため、ユーザーの動作を制限しません。
プラットフォームの仕組みにより、システムはウェアラブル、ヒアラブル、AR/VR ヘッドセットなどの多数のアプリケーションに接続できます。エンジニアは、スマートコネクテッドセンサープラットフォームの使いやすさと、拡張性の高さを実感し、追加のセンサーや機能を既存設計に容易に組み込むことができます。重要なのは、このプラットフォームは、慣性測定ユニット (IMU)、地磁気センサー、大気圧センサーなどのさまざまな ボッシュ・センサーテックのセンサーを備えた最大 8 つのノードを、セントラルノードへ確実に接続できることです。「スマートコネクテッドセンサーを使用するアプリケーションにおいて、当社の新しいプラットフォームは設計者に求められる工数を大幅に削減して市場投入までの時間を短縮し、設計者が特定の専門分野にさらに集中できるようにします」とボッシュ・センサーテックのゼネラルマネージャー兼CEO の シュテファン・フィンクバイナーは述べました。
今回発表するセンサープラットフォームは、搭載されたAI 機能に基づいて定性的フィードバックに加え、システム設計をカスタマイズする際に役立つパターン作成ソフトウェアツールを提供します。このツールを使用すれば、ボッシュ・センサーテックとの定期的なデータ交換が不要になるため、お客様はデータの管理を維持できます。
発売開始時期:
スマートコネクテッドセンサーに関しては、ボッシュ・センサーテックへ直接お問い合わせください。
Webサイト:
https://www.bosch-sensortec.com/software-tools/software/smart-connected-sensors
CES 2024 でのボッシュ・センサーテック:
このプラットフォームは、2024 年 1 月 9 日から 12 日まで開催される CES で初めてライブで公開されます。ボッシュブース(#17207)までぜひお越しください。
【ボッシュのエキスパートを交えたパネルディスカッション】
テーマ: | 「ケアの未来:他の産業はどのように健康をつくるのか」 |
日時: | 2024年1月11日(木)11:00 a.m.(太平洋標準時) |
場所: | Las Vegas Convention Center / North Wing |
登壇者: | Stefan Finkbeiner(ボッシュ センサーテックのゼネラルマネージャー) |
報道関係対応窓口:
Constantin Schmauder
電話:+49 7121 35-351058
このプレスリリースは2024年1月8日に Robert Bosch GmbH より発行されました。
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