横浜 – スマートフォンを接続し、目的地を選択すれば、快適なライディングが可能に:ボッシュの新しいインテグレーテッド コネクティビティ クラスターは、6.5インチのTFT液晶ディスプレイとスマートフォン連携ソリューション「mySPIN」を採用し、スマートフォンの機能や音楽、連絡先などのアプリを二輪車モデルで利用できるようにしたソリューションです。さらに、サードパーティアプリをダウンロードすることで、より便利な機能を利用することが可能になります。例えば、地図ベースのナビゲーションアプリをダウンロードし、二輪車のディスプレイに表示させ、ハンドルバースイッチで操作することで独自の快適なライディング経験を味わえます。

2021年9月22日に、スズキがボッシュのインテグレーテッド コネクティビティ クラスター(6.5インチ)とスマートフォン連携ソリューション「mySPIN」を搭載した新しい二輪車モデルGSX-S1000GTを発表しました。これは、ボッシュのネットワーク化システムを採用した初の日本の二輪車ブランドによるモデルとなります。さらに、カワサキも同様のネットワーク化ソリューションを採用した新モデルを導入する予定です。ボッシュのモーターサイクル&パワースポーツ事業部門を率いるジェフ・リアッシュ(Geoff Liersch)はこう述べています。「ボッシュの二輪車向けネットワーク化ソリューションにより、さらに多くのライダーの皆様により安全で快適なライディング経験を提供していきたいと思います」

明るい陽射しの下はもちろん、雨の中でも、明瞭なディスプレイ表示によりさらに安全なライディングを楽しめる
ボッシュのインテグレーテッド コネクティビティ クラスターは、ライダーと二輪車間のシンプルな相互作用を実現するコネクティビティインターフェースを組み込んだ6.5インチのTFT液晶ディスプレイで、車両設定やインフォテインメント、ネットワーク機能にアクセスすることができます。そのため、走行モードや楽曲の選択、またmySPINに対応したサードパーティアプリをダウンロードすることで、ナビゲーションなど追加機能の利用も簡単に行えます。ボッシュは、ライダーの使い心地に配慮した独自設計を取り入れており、反射防止コーティングを施すことで、視認性を著しく向上させました。さらに、表面のガラスとディスプレイとの間の空間に光学粘着剤を充填するオプティカルボンディング技術を採用しました。これにより、表面のガラスの曇りを抑え、ガラスとディスプレイとの間にほこりや汚れが入り込みにくくなりました。反射防止コーティングとオプティカルボンディング技術により、反射全体の94%が抑えられています。

スマートフォンのコンテンツを二輪車のハンドルバースイッチから操作
mySPINは、スマートフォンの機能と二輪車専用アプリをインテグレーテッド コネクティビティ クラスターを通じて二輪車から使えるようにするスマートフォン連携ソリューションであり、ハンドルバーのコントロールボタンで機能を直接操作することが可能です。mySPINアプリをダウンロードし、スマートフォンと二輪車を連携させることで、ライダーはmySPINを使用することができます。ツーリング用専門アプリの「Cardo Connect」や音楽ラジオアプリの「Dash Radio」などのアプリをインストールした場合には、それらの操作をインテグレーテッド コネクティビティ クラスターで行えるようになります。このように、インテグレーテッド コネクティビティ クラスターの他の機能やこれらのアプリに直接アクセスできるため、より快適にライディングを楽しむことができます。また、日本のライダーは、株式会社ナビタイムジャパンが提供する、ライダー向けの専用アプリ「ツーリングサポーター」でライディングを存分に楽しめます。

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