Q. 自己紹介をお願いします。

鳶職を30年やっています。
ボッシュのドリルは初めて使いました。
普段ボッシュの工具は、材料置き場で材料のメンテンナンスをする時にサンダーを使っていますね。

Q. 工具を選ぶ際に何を重視しますか？

まずはバッテリーの持ち、そしてパワー。とにかくバッテリーなんですよね。工具は割とバッテリーが高いので全てにおいてバッテリーが強いものを選んで買います。

Q. 工具を変えるタイミングや買う際はどこで情報を得て購入されますか？

ほとんど“壊れたら”ですね。とはいえ、長持ちする工具は次第に型が古くなってきて作業効率が落ちることもあるので、そうなったら薦められて買う場合もあります。
同業者の情報もあるんですが、贔屓(ひいき)にしている道具屋さんがあるのでそういう所に行って、情報を仕入れます。

Q. 水平さんにとって道具とは？

道具とはなくてはならないもので、仕事をスピーディーに進めてくれる言ってみれば作業員のような存在です。特に電動工具は。

Q. 仕事をはじめた30年前と今の工具を比べてどうですか？

もう全然違います。当時はコードレスどころか、ガソリンで駆動するエンジンタイプのものを使ったりしていましたからね。馬力(ばりき)はあるけど、重くてうるさかったのをよく覚えています。それに比べて、現在はコードレスで、軽くてかなり使いやすくなりました。

Q. ボッシュの吸じんハンマードリルをご使用されてどうでしたか？

大変良かったです。吸じん機を付けて尚この軽さなのは、驚きましたね。その上、馬力(ばりき)も充分です。 居住者のいる現場だと下に粉が落ちるので作業の後に掃除をしますが、完璧には行き届かない。だけど吸じん機付きであればそこまで落ちないので掃除の手間も省けます。あとはアスベストの建物作業のときには高性能なフィルターが入っているものを指定されるのでそういった現場でも活用できそうですね。

また、能力としてはパワーがあって穴が開くのが早いです。吸じん機については吸い込みがかなり良くて削りの際の埃(ほこり)などが、ほとんど落ちない印象を受けました。

チリ、埃(ほこり)、削りカスなどが落ちると飛散の原因になることや健康被害が出てきてしまいます。なので、吸じん機を使うことによってそういった飛散対策として有効活用できそうです。

Q. 普段はどのようなお仕事をされていますか？

現場の寸法や建物の大きさを測り、見積り出してお仕事をいただけたら自分の所の職人に仕事を振り分けて足場を組んでいく仕事をしています。

Q. 職人になったきっかけは？

給料がよかったので(笑)

Q. 仕事をする上で大事にしていることはなんですか？

まずは安全第一。足場を組む際には使う職人さんたちが使いやすく、例えば場所によって高さを変えるとかお客様目線を心掛けています。

Q. 工具を選ぶ際に重視することはなんですが？

ドリルで言えば穴あけのスピードも上がるので強さですね。あとは飛散対策で吸じん機の吸引力など、ほかの人に迷惑がかからないという視点も持って選んでいけたらと思っています。
機能は使ってみないと分からないことも多いので、見た目の格好良さも必要ですね。

Q. 今回、ボッシュの距離計は使ってみてどうでしたか？

普段は他社の距離計を使用しているんですが、昼間だとレーザーを当てた所が(日光で)分からなくて、日陰じゃないと使えなかったり、シーンが限られてしまうんです。
対してこのボッシュの距離計は映像もカラーで出ていて格好いいのと、日中でも画面上でどこにレーザーを当てているのか一目で分かって、ピッタリ寸法が測れるので物凄く良かったです！
以前別の現場で現地調査をした際に塗装屋さんがこのレーザー距離計と同じ機種を使われていて、僕がすごく苦労して測っていたのに対し塗装屋さんはものの数秒で高さを測っていて「これは画期的(かっきてき)だな！」と思いました。

もうみんなに教えてあげたいほど感動しました！

Q. スマホとの連動についてはどうでしたか？

わざわざ計測器の画面を見なくても、スマホのボタンを押せば寸法が測れるのと、測ったデータ(履歴)をLINEに飛ばせるっていうのは、忘れてしまった所もすぐに確認できて毎回メモいらずで業務効率が上がります。
LINEに送ったデータも高さ、長さをインプットしてくれているので「ちょっと前に測ったのどれだったかな…？」という時もすぐに確認できて画期的(かっきてき)でした。

Q. 自己紹介をお願いします。

元々左官職人をやっていたのですが、地元の後輩だった今の会社の社長から声をかけられて、大規模修繕業に足を踏み入れました。もう14年くらいになります。

Q. 左官職人になったきっかけは？

自分の家族が職人家系で父親をはじめ、親戚もみんな建築関係の職人をやっているんですよ。左官屋をやっていた父親の手伝いで、私も子供の頃から仕事の様子をみてきました。高校を出て就職先を考えた時に、左官であれば仕事があることを理解していたので、父親の弟弟子の会社に左官職人として弟子入りしました。

Q. 仕事をしていてやりがいを感じる時はどんな時ですか？

やはりお客様に満足してもらえると、やってて嬉しいなって思います。大規模修繕の現場で住人さんに会った際には挨拶をするとか、何ヶ月か同じ現場に通っていると毎日顔を合わせる住人さんがいるんですが、「いつもご苦労様」とか「本当に綺麗になった」って言われると一番嬉しいです。

Q. ボッシュの工具のご使用経験はありますか？

会社で職人さんが使っていたボッシュの振動ドリルを借りて使ったことがあります。
今回ディスクグラインダーと吸じん機を使ってみて、作業中の埃(ほこり)やチリが舞ってこなかったので凄いなと思ったのと、埃(ほこり)が舞わないと手元が見やすいので作業をしやすかったです。

Q. 吸じん機の性能はどうでしたか？

率直に吸じん機の吸引力は凄いなと思いました。
他社製品の充電バッテリーのものは、コンパクトではあるけど吸引力は弱いっていうことがほとんどで。一方、ボッシュの吸じん機はコンパクトかつ吸引力もしっかりあったので、現場での作業にとても重宝(ちょうほう)するなと思いました。

Q. ディスクグラインダーの機能でよかったところはありますか？

普段使用しているものでパドルスイッチというタイプのものもあるんですが、スイッチを握っていないと回らない仕組みなんです。そうすると、ほんのちょっと手の力を抜くと止まってしまうんですよ。ところがボッシュのスライド式のスイッチは、ロックされている状態だとその間回っているけど、もし不安があった時にちょっとでも触れるとロックが外れるようになってるんです。そうなると一瞬でも触れてあげれば回転が止まるので、安全面ですごく利点があります。

また、X-LOCKは初めて使ったんですが、他社のディスクグラインダーだとネジ式で押さえて止めてっていうのが一般的なんで、面白いなと思いました。安全性も高くなりますし、ワンタッチでロックされて砥石(といし)の装着が済むというのは、物凄く時間短縮されて作業効率が上がりとてもよかったです。

Q. 自己紹介をお願いします。

保精郎/hoshirouという屋号で木工と建築関係の仕事をしています。
19歳からはじめて、今年で24年目くらいですね。
高校生の時に、手道具で鋸(ノコギリ)や鉋(カンナ)などを使ったものづくりがしたいと思い職業訓練校に通いました。卒業後、クロス工事や内装大工などをしていましたが、やはり手道具を使った仕事がしてみたく探していた所、耕木社という工務店の鉋(カンナ)の扱い方が非常に卓越(たくえつ)した親方とご縁があり、弟子入りという形でお世話になりました。
その後、職業訓練校で家具の木工技術科だったこともあり、どうしても家具製作を(一般素材も含めた家具を)やってみたくて特注家具の製作会社に入りました。
2008年に独立し、現在の場所(千葉県大網白里市)で工房をスタートしました。

Q. 仕事をしていく中で大事にしていることはなんですか？

良い状態を長く保てるようなものづくりをコンセプトにしており、ひとつひとつの木材を観察して、その材料に合ったつくり方を目指しています。
大工工事から木工品まで手掛けているので、空間からのものづくりを大事にしています。
なるべく1人で完結するような仕事をさせて頂いており、作り手の作意、雰囲気も気にしています。
また、なるべくお客さんと近い位置でものづくりができたら嬉しいなとも思っています。

Q. お仕事では機械や工具を使用されることが多いと思いますが、選ぶ基準や重視することはなんですか？

電動工具ですと、安全性や軽さなどを気にしつつ、一番スペックの良いものを選んでいきたいです。本当は実際に試してから選び購入したいのですが、現状では無理なので、購入する時はネットで調べたり、金物屋さんに行って実際物をみたり聞いたり、あとは使っている人に聞きますね。(情報を)知っている人たちは自分と同じ感覚の人が多いので、その先輩たちに相談しています。
価格帯も大事ですが、壊れた時や何かトラブルがあった際のメンテナンスやアフターフォローの対応が良い所も大事にしています。
木工機械については単純構造のものを選んでいます。自分で直せるようなものでなるべく精度の良いものを選んでいます。(木工機械の修理屋さんが減っている問題もあり)

Q. 計測機器はどのような場面でご使用されますか？

今回は敷地内にある古民家を自分でリノベーションして、ショールーム(自分の作品)にする予定なので、そこで計測しました。
普段の仕事では、今回の様な工事の時などで、距離を測る、平米数を測る、壁紙のクロスを貼る際(吹き抜けの場所を計測したり)などに役立ちます。
家具、建具などの内法寸法(うちのりすんぽう)の計測にも使用します。

Q. 今回ボッシュのレーザー距離計をご使用いただきましたが、ほかのボッシュ工具をご使用になったことはありますか？

ボッシュの工具は吸じん機とディスクグラインダーを頻繁に使っています。ディスクグラインダーは結構持ちがよくて、もう5〜6年使っています。丈夫ですし、ボッシュさんの研磨(けんま)の技術は高いですね。

Q. ボッシュのレーザー距離計は使ってみていかがでしたか？

ボッシュの計測器を使ったのは初めてですが、色んな機能が備わっていて驚きました。Blutoothで計測情報をスマートフォンに連携できてメモもいらず、勝手が良くて作業効率が上がりますね。
これまで使ってきた距離計のボタンは真ん中の所しかなかったんですが、ボッシュの距離計はボタンが横にも付いているため、スタンドにのせて使用しなくとも、手ブレが軽減されるのでとても固定しやすくなりました。ただの寸法を測るだけでなく、製作する側の事を考えていて、便利で正確だなと思いました。
150m取れて誤差が1.5mmというのも驚きですし、カメラとBlutoothも付いていて最先端機能ですね。
今回の作業は建物でしたが、家具、建具の製作もやっているので内法寸法(うちのりすんぽう)を測る際など、スケールだと2回あてなければならない所、ボッシュの計測器だと1回でメモ不用です。単純に採寸の時間が半分以上短縮して作業効率が上がりますよね。本当に重宝(ちょうほう)できるものだと思います。